BANKSY

音楽
BANKSY作品集

#BlackLivesMatter 2020年5月にアメリカのミネソタ州ミネアポリスで起こった、白人警官による黒人男性暴行死事件をきっかけに、黒人に対する人種差別への抗議活動。
下記は、BANKSYのInstagramの投稿より。

At first I thought I should just shut up and listen to black people about this issue.

初めは、この問題については私はただ黙って、黒人の人たちに耳を傾けるべきだと思った。

But why would I do that?
It’s not their problem. It’s mine.

でも、なぜ私はそうするのだろう?
それは彼らの問題ではない。私の問題だ。

People of color are being failed by the system. The white system. Like a broken pipe flooding the apartment of the people living downstairs. This faulty system is making their life a misery, but it’s not their job to fix it. They can’t – no-one will let them in the apartment upstairs.

有色人種の人々は制度に見捨てられている。白人の制度に。壊れた水道管がアパートの下の階に住む人々の部屋を水浸しにするように。この欠陥のある制度は彼らの生活を悲惨なものにしているが、それを直すのは彼らの仕事ではない。彼らには直せないー誰もアパートの上の階に彼らを入れようといないのだから。

This is a white problem. And if white people don’t fix it, someone will have to come upstairs and kick the door in.

これは白人の問題だ。そして白人がそれを直さないのならば、誰かが上の階に来てドアを蹴破らなくてはならないだろう。

BANKSY

A lot of people never use their initiative because no-one told them to.
多くの人は自身の『主導権』を使おうとはしない。誰も使い方を教えてあげなかったからね。

I don’t know why people are so keen to put the details of their private life in public;
they forget that invisibility is a superpower.
なんでみんなが一生懸命にプライベートな情報をアップするのか解らない。
『見えない』ってのがスーパーパワーだってことを忘れてるのさ。

BANKSY

You don’t need planning permission to build castles in the sky.
空に城を建てるのならば建築許可なんていらないんだよ。

Girl with Balloon(風船と少女)THERE IS ALWAYS HOPE

If you want to say something and have people listen then you have to wear a mask.
If you want to be honest then you have to live a lie.
もし何かを言いたくて人に聞いて欲しいのなら、君はマスクを身につけなければいけない。
もし誠実でいたいのならば、君は嘘の人生を生きなくてはいけない。

Nothing in the world is more common than unsuccessful people with talent,
leave the house before you find something worth staying in for.
才能を持ちながらに成功していない人が、この世界では一番溢れているんだ。
才能が使える場所を見つける前にそこを離れてしまっている。

Laugh now, but one day we’ll be in charge.
今は笑っていろよ、もうすぐオレたちの出番がくる

BANKSY
世界で一枚だけ木の板に描かれた物

『Love is in the Air』が最初に登場したのは2003年でパレスチナとイスラエルを分断する分離壁が建設された時の様ですね。

この分離的は全長760kmにもなるそうで、最初の『Love is in the Air』はその分離壁の壁に描かれた。
バンクシーはこの分離壁についてこう語っています。
『この分離壁のせいで、パレスチナは世界最大の野外刑務所になった。』

パレスチナの問題を本当の意味で理解するのは、現代の日本に生きる僕にはあまりにも難しい。

いつの日にかは、ゆっくり時間をかけて色んな角度から情報を集め、少しでも理解できるようになりたいとは思っているんですがね・・・

ここでは、『怒り』について。
BANKSYは『アンガー・マネージメントは失敗したよ』みたいな事も言っているのですが、ちょっと文脈が見えないので、何について語ったことなのか?真意などが解らないので深掘りはしませんが、『怒り』についてのメッセージがこの作品には詰め込まれていそうですよね。

そう、誰もが難民のような状況で生活を強いられるのであれば、いつかは暴徒と化すでしょう。

自分自身だけでなく、家族や気の知れた友人や身内が安全に生活出来ないのであれば、悲しみより『怒り』が先に沸き起こるでしょう。当たり前のことです。

ここでも、BANKSY作品が人の心を撃ち抜くのは「この状況では誰でも火炎瓶を投げるよ」ってところを花束にしてしまう、センスの良さ。

『怒り』に身を任せてしまいがちの自分が『ハッ』とさせられる瞬間です。

BANKSY作品集

『Girl with Balloon』は2002年、ロンドン南部のエリア「サウスバンク」のテムズ川沿いにある階段の壁に壁画として登場した。現在は市の職員によって塗り直されている。

突風により少女の手元から離れて行くハートの形をした風船。その風船を捕まえようと手を伸ばす少女。少女の風船は真っ赤に塗られていて、階段付近には「THERE IS ALWAYS HOPE」(希望はいつもある)と書かれている。

バンクシー作品の中でも一番有名ではないでしょうか?
サザビーズ ・ロンドン(2018年)で『Girl with Balloon』1.5億円で落札直後に仕掛けてあったシュレッダーでズタズタに破壊されたのは記憶に新しいですね。
更にのシュレッダーされた作品は後日、作品名を『Love Is in the Bin』(愛はゴミ箱の中に)としてオークションで28億円で取引されました。

風船から手を離して飛んで行ってしまうと云う、おそらく誰もが子供の頃に一度は経験したであろう場面。
モノクローム作品ながら、風船だけがビビッドな赤に塗られ、ハートの形をしているのが印象的。
『愛』が手元を去るという事から、『失恋』を連想したり、少女のこの先の不幸を暗示しているのか。

『愛』を掴もうと手を伸ばしているとも取れるので、少女が愛を求め、やがて手に入れるなんてストーリーもあるでしょう。

オリジナル作品の『希望はいつもある』と言葉を添えると、BANKSY的には後者のイメージに近いのでしょう。
シンプルな構図で、動きがあり、ダイレクトに心に響く力強さが、この作品の魅力でしょう。
多くの人に支持されるのも判ります。

Girl with Balloonの左下のところ🖤入りサイン
BANKSY
BOMB LOVE(少女と爆弾)イラク戦争があった2003年頃に最初の作品が描かれた。

BOMB HUGGER爆弾愛とも呼ばれるこちらもBANKSYの人気作品の一つ。

更にこの作品では『Bomb Love Over Radar』と言ってレーダーのターゲットにされている、バージョンです。蚊取り線香の様ですが・・・ターゲットマークらしいです。

この構図も素晴らしい。
このハグの仕方は、お父さんからクリスマスにでも自分と同じぐらい大きなテディベアのぬいぐるみをプレゼントされたのでしょう。

女性が欲しかった物を手に入れた時ってこんな顔しますよね。

これを純粋な年頃の女の子をモチーフにして、投下型の爆弾を持たせる。
彼女は現代に召喚されたMARIAなのか?

『愛』で『闘争』を包み込むことは可能なのか?

こちらの作品もBANKSYの魅力がたっぷり入っています。
そして、レーダーで狙っているのは何者なのか?
この後のストーリーは?

気になるのがBANKSYなんですよねー。

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このキャンバスの側面のバンクシーのタギングがオシャレ
額の影もカッコイイ。さすがGMO
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I Fought The Law

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