渋谷エリアで旨い蕎麦屋を発見！
Google先生に『渋谷 蕎麦』で普通に検索しました。
実はつい先日、広尾の名店『三合庵』に伺って軽く頂いた蕎麦があまりにも美味。
元々、蕎麦屋さんでお酒を飲むのが好きだったのですが、最近はあまり行っていなかったですね。
『三合庵』で蕎麦熱が再燃したので、新しいお店を探してみました。
美味しいものには鼻が効く方なので、検索結果の中から、良さそうな感じのする『神山』さんを選びました。
結果、これが大当たり！間違いなくオススメです。
渋谷区神山町は東急本店、Bunkamuraの辺りから伸びる一方通行の通りを逆走する感じです。
この道は井の頭通りに続いていて、お店も沢山ある賑わった楽しいエリアです。
一方通行ですが、バス通りになっていて車、バイク、自転車、人の通りも多いので轢かれないように気をつけて散策してください。
『神山』さんは、さらにその通りの裏の道にあるのですが、その辺りも良さげなお店が立ち並んでいましたので、近いうちに開拓したいと思っています。渋谷のセンター街などの喧騒から離れ、かと言って松濤ほど高級住宅地の感じのない、絶妙のエリアです。本当に散策にオススメです。
コースの一皿目、蕎麦がき
寿司屋さんでもそうですが、蕎麦屋さんでおつまみを頂きながら呑むお酒の旨いこと。
当然、単品でオーダーしようと思っていたのですが、お勧めにあった4,400円のコースが色々このお店のこだわりを感じられそうなので、これにしてみました。
お蕎麦屋さんでコースを頼むのは初めての経験ですね。
まず、1品目が『蕎麦がき』普段は絶対に注文しないメニューです。でも、コースの一皿なら偶には楽しめそう。
久しぶりに口にしましたが、美味しいですよね。つゆでも塩でも楽しめました。
合わせたのは、『上馬ビール ヘレス』お店の方のオススメでした。
この三重県の無濾過ラガースタイルのビールは、内にこもった旨味が、アフターフレーヴァーで上がってくる上質な物でした。バランスよくこなれた味なので、蕎麦の風味とよく合いますね。
コースの二皿目、前菜盛り合わせ
次が『前菜盛り合わせ』通常３種盛りのところを４種にして頂きました。粋な計らいですね。
初鰹に納豆のタレが初めての体験でした。これもビールによく合います。
筍の木の芽ソースが絶品でした。和風ジェノヴァ・ペーストですね、これは。
美味しすぎて、お酒がすすんでしまう。
この、前菜盛り合わせで感じたのは洋食の香り・・・はっきりとは言葉にできないのですが、おそらくこちらの料理人の方は洋食にも精通していると思います。ワインも幾つか置いて欲しい・・・
地ビールや日本酒の品揃えもキッチリこだわりが
お店の方の粋な計らい２回目、通常１合売りの日本酒をいくつか気になると伝えると、グラスで少しづつ出して頂けました。このスッキリ系の『庭のうぐいす』は２種とも美味しく、染み入るような心地でした。
三皿目は玉子焼き
ここで『玉子焼き』
出汁が旨い。
お蕎麦屋さんの何が良いかって、お出汁が美味しい。身も心も癒されますね。
神山のスペシャリテ、牛すじ肉の蕎麦湯炊き
今回、この料理が一番の衝撃で、このお店独特の雰囲気を醸し出していると感じました。
蕎麦湯をこう云う使い方できるって、中々の発想力ですね。良い香りが漂います。
塩味の全くしない『ソルロンタン』って感じで、蕎麦湯もトロトロなら牛肉もトロトロ。
濃いめのポン酢で基本頂くのですが、時折塩昆布を挟むと、パッと塩けと旨味が抜けて美味しい。これもお酒が進みます。
この細く、美しい・・・蕎麦が切れるまでと・・・
勿論、きっちり『せいろ』旨いです。細めのそばに辛口のつゆ。おかわりしたくなる程の旨さでした。
美味しい蕎麦って、幾らでも入る気しませんか？赤坂の砂場なんかは、せいろの量が少なくて、いつもおかわりします。
結局、お酒が足りなくて、もう一杯。
全体的に満足度の高いコース内容でした。
渋谷エリアで困った時には、使い勝手が良いお店ですので、覚えておいて損はないです。
神山 店舗案内
番外、三合庵の蕎麦
最後に、先日伺った『三合庵』も軽く載せておきますね。
昔から好きで定期的に伺っていたんですが、最近ではイタリアンばかりになっていたので、久しぶりでした。こちらのお店の良さは、なんと言っても天麩羅を含めておつまみ系のクオリティーが、半端なく美味しいんです。お酒飲むのが目的なんで、蕎麦以外のメニューが豊富なのが嬉しいんです。
三合庵ではファンキー・シャトーの白ワインをグラスで頂きました。
旨味のあるこのワインも中々蕎麦に合います。
こうしてお蕎麦屋さんでもワインが沢山飲めるようになると楽しいですよね。
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