もう何年も前から自家製のリモンチェッロの色々な種類を作ってきましたが、最近は失敗しなくなってきました。
レモンはもちろん、オレンジ、八朔、夏みかんなどの柑橘系フルーツに加え、ラズベリーやブラックベリー、ブルーベリーなども美味しく作れる自信が付いてきました。
一度完熟しすぎたメロンが大量に余って困っていた時・・・
ユーチューブで検索したら、イタリアのマンマがクレマディメローネ=メロンのクリームリキュールの手作り動画があったので同じように試してみたら中々美味しかったんです。
そして、これを桃の季節に試してみたら僕的にはこちらの方が日本人好み!
香りも味も最高です。
さて、最近作って美味しく出来た2021-2022コレクションはトップ画像の物です。
一番手前のものは「高知県産の花良治みかん」ケラジと読み、山椒のようなスパーシーな香りが特徴です。
右側の四角いボトルは2本とも「三重県熊野特産の新姫」ニイヒメと読みます。
みかん箱2ケースほど届いた分を仕込んだので、今回15リットルほど出来ました。
思った以上にかなりの重労働でした。
新姫はかぼすの顔をした柚子のような香りのみかんです。
一番左側の魔女がラベルの怪しい緑色のものは、「茴香」フェンネルでしてこのハーブと花を混ぜてお酒に漬けてみました。ヨーロッパのアニス系リーキュールの様に仕上がったので、食後に飲むのに良い感じです。
花良治みかんの方はリモンチェッロと同じく皮のみで作ってるんですが、新姫は果汁もたっぷり入れてみました。ですから、新姫の方はカクテルっぽい口当たりになっています。
ですから、本場シチリアやアマルフィのリモンチェッロに近いのは花良治みかんの方ですね。
下にリチェッタ載せておきます。
お酒好きな人、甘いもの好きな人はオススメです。
新姫チェッロの作り方
仕上がり2リットル
新姫30個
アルコール(96%)500ml
グラニュー糖500g
ミネラルウォーター適量
新姫30個を皮をむいて、果肉と皮に分けます。
果肉は絞ってジュースを取っておきます。
果皮は水洗い内側の白い部分をこそぐようによく洗います。(苦味とえぐみを取りのぞく)
軽く水を切った果皮、アルコール、果汁、グラニュー糖をポッドなどに入れてミネラルウォーターで仕上がりの2リットルまで調整します。
よく混ぜで約2日間寝かせて、グラニュー糖が溶けたら出来上がりです。
ざっくりとこんな感じで美味しく作れるので試してみてくださーい。
リモンチェッロ
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