2022年2月の頭ですが、早速ホワイトアスパラガスが入荷してきました。
今年はラニーニャのせいで、東京にもこれから大雪が降る可能性もあるというのに、もう春の足音ですか・・・ シーズン初入荷のホワイトアスパラはフランス産でした。しっかりとした状態で、優しい味わいでしたので初物としては従分楽しめました。
![](https://dragoncello.tokyo/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2306-1024x768.jpeg)
イタリアではヴェネト州のバッサーノ・デル・グラッパと云う街の特産品でして、3月から4月の頭辺りは抜群に美味しいものが手に入るはず。今から待ち遠しいです。
さて、地元での食べ方ですが、まず特筆すべきは茹で方。日本でのアスパラの感覚ですとパリッとかポリッとかある程度硬いイメージありますよね?もう、クッタクタに茹でるんです。どんなもんかと云うとフォークの背中で崩れるぐらい。それをテーブルの真ん中に山盛り置きます。ボナペティート!と始まったら自分の好みで茹で玉子、オリーブオイルと塩胡椒で味付けしてムシャムシャ食べる。
ビスマルク・スタイルだとバター、パルミジャーノに目玉焼き。可愛いのでレストランっぽいですね。
個人的にはリゾットが美味しいと思います。パスタにするならスパゲッティのヴォンゴレ・ビアンコに刻んだホワイトアスパラをたっぷり入れるのが良いかも。焼いてもサラダでもいけるので色々試してみるのも良いでしょうね。
ちなみにトップの写真は昨シーズン頂いた渋谷のVIRONの物です。フレンチスタイルでオランデーズソースもいいですね、美味しかったです。
![](https://dragoncello.tokyo/wp-content/uploads/2022/02/20150415-17-51IMG_1162-scaled.jpg)
![](https://dragoncello.tokyo/wp-content/uploads/2022/02/20150415-19-26IMG_1158-scaled.jpg)
![](https://dragoncello.tokyo/wp-content/uploads/2022/02/20150415-19-29IMG_1157-scaled.jpg)
合わせて飲みたいワインですが、バッサーノをイメージしたら地元のワインが良いですよね。ガルガーネガ種やトレビアーノ・ディ・ソアーヴェ種の白ワインが有名で、ソアーヴェとかガンベッラーラなど野菜に合うほろ苦い後味と爽やかな旨味のある酸が美味しそうです。
勿論、他の州の似たワインもあります。万能なのは、マルケ州のヴェルディッキオ種の物。北イタリア、白ワインの名産地フリウリ・ヴェネツィア・ジュリアの爽やかなソーヴィニョン種の物かピノ・グリージョ種も良いですね。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3N44TU+1IRWFM+3HYQ+TYBG1)
![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3N44TU+1IRWFM+3HYQ+TRVYQ)
追記、2022年4月、やっと、イタリアはヴェネト州、ヴェローナ産のASPARAGI・BIANCHIが入荷です!今まで入荷していたフランスの物は水耕栽培なので何となく味が乗ってない感じ。
それに比べて旨味が増してバターやチーズ、玉子と合わせても負けない美味しさ!
今年はウクライナ危機で飛行機が飛ばないので、イタリア産は無理なのかと思っていたところに朗報です。
![](https://dragoncello.tokyo/wp-content/uploads/2022/02/IMG_2474-1024x768.jpeg)
コメント